
こんな症状はありませんか?
体にしこりがある
皮膚にできものがある
代表的な病名
脂漏症
脂漏症(しろうしょう)は、皮脂が過剰に増え皮膚が脂っぽくなったり、逆に皮脂の分泌が減り皮膚が乾燥したりする症状です。 この症状では、フケや瘡蓋の剥がれたようなものが多く出たり、毛根が瘡蓋で固まったようになったりする症状も現れます。 脂漏症は、皮膚のサイクルに異常が出ているために起こると考えられています。
皮膚糸状菌症
皮膚糸状菌症は、カビの一種である白癬菌に感染することで発症する病気です。 この白癬菌は、皮膚の表面にある角質(ケラチン)を分解できる性質をもっており、症状としては脱毛やフケが見られますが、症状が進行するまではかゆみを伴わない事が多いです。白癬菌は動物からヒトへ感染することもあるので、早期の治療をお勧めします。
治療の流れ
1.問診
まずは飼い主様から動物の情報をお教えいただきます。どういった症状があるのか、いつから症状があるのか、普段とはどう違う行動をとっているのか、 様々な情報をお聞きして多角的に病気の特定をします。
2.検査
飼い主様からいただいた情報から、絞り込まれた病気かどうか診断するために検査を行います。当院は「必要な検査しかしない」ことを目指しており、 大切な動物たちにできるだけ無為な苦痛を与えないように心がけております。
3.治療
検査を終え、病気を特定し診断が下れば治療に入ります。外科治療、内科治療に分けられますが、治療に入る前にしっかりと飼い主様に状況をお伝えし、 納得いただいてから治療させていただきます。